桜海老(サクラエビ)の紹介

特徴:
成体は体長30-50mm前後。体は透明だが甲に赤い色素を多く保持し、生体は透き通ったピンク色に見える。「桜海老」の和名はここに由来する。2対の触角のうち第2触角は体長以上の長さがあるが、額角は短い。5対の歩脚のうち、第2・第3歩脚が鋏脚に変化し、第4・第5歩脚が短い。体表には約160個の発光器官が並んでいる。

駿河湾及び近接の東京湾、相模灘に分布するが、漁獲対象となっているのは駿河湾のみである。
台湾東方沖にも生息する。
世界的にも稀少生物として知られています

産卵期は夏で、メスは交尾後に1700個~2300個程の卵を海中に放出する。寿命は15ヶ月ほどで、孵化後1年で成熟し、産卵後2-3ヶ月で死ぬとされる。

栄養と効果・健康:
ほとんどの海老は殻を剥いて食べますが、サクラエビは殻ごと食し
ます。この為、カルシュームの摂取量は桁違いに多くなります。
他の海老類の15倍摂取できると言われています。
骨粗鬆症などの予防に最適。